芭蕉の句碑神奈川


年々や猿にきせたるさるの面ン

厚木市猿ヶ島に本立寺という寺がある。


本立寺の入口に芭蕉の句碑があった。


年々や猿にきせたるさるの面

元禄6年(1693年)、芭蕉50歳の句。

『薦獅子集』(巴水編)に収録されている。

『類柑子』には「元日や」とある。

『蕉翁句集』(土芳編)は「元禄五甲(ママ)ノとし」とする。

 又詞に季なしといへども、一句に季と見る所有て、或は歳旦とも、名月とも定る有り。

年々や猿に着せたる猿の面
   ばせを

 如斯(かくのごとき)也」。


天明8年(1788年)、五柏園丈水建立。

 これは郷土の俳人五柏園丈水が天明八戊申に猿が島と申(さる)年にちなんで建立した俳聖松尾芭蕉の句碑である。

 丈水は本名を大塚六左衛門武嘉と稱し、甲州武田の家臣で猿ヶ島に土着して名主を勤めるなど、郷土の開発に貢献。

 『諸国翁墳記』に「相州愛甲郡猿ヶ島村本立寺境内在 五柏園丈水連中」とある。

記念句集『猿墳集』(天明8年冬序)

ひとゝせ村内菩提院の門前に猿塚を造建し、且ツ諸風士の金声を得て小冊に物し、是を遠近に贈つゝ、益々祖翁を信する事、君父にことならすとよ、

へちま坊悦應「五柏園行状」

本立寺


日蓮宗の寺である。

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