芭蕉の句碑


馬をさへなかむるゆきのあしたかな

松山市新立町の石手川沿いに「さくら幼稚園」がある。

「さくら幼稚園」の園庭に芭蕉の句碑があった。


芭蕉翁

右側面に芭蕉の句が刻まれている。

馬をさへなかむるゆきのあしたかな

 貞享元年(1684年)冬の作、『野ざらし紀行』の旅で、熱田に滞在中、雪見にいって詠んだ句で、前書に「旅人を見る」とある。

 雪景色の朝は、通る旅人もまことに風情あって面白い。旅人ばかりでなく、今朝は、常には目に入らぬ馬までも、物珍しく趣ふかく眺められるという意、天保14年(1843年)芭蕉150回忌追善に、久万讃岐街道の風物を偲んで建立。

松山市教育委員会

俳句の里 城下コース21番

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