芭蕉の句碑〜埼 玉〜

道ばたの木槿は馬に喰れけり
越谷市西新井に西教院という寺がある。
西教院山門

山号は日照山。
大正12年(1923年)9月1日、関東大震災により倒壊。
60数年後に復元されたもの。
西教院本堂

浄土宗の寺である。
本堂の右手前に鐘楼がある。

鐘楼の前に芭蕉の句碑があった。
芭蕉の句碑

道ばたの木槿は馬に喰れけり

出典は『俳諧一葉集』。
句碑の裏に白扇の句が彫られている。
たいらなり初曙の昇り汐
白扇は本名斎藤徳三郎。其日庵七世列山の門人で、宝机庵と号した。
慶応2年(1866年)5月16日、没。
『野ざらし紀行』に「道のべの木槿は馬にくはれけり」とある。
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