芭蕉の句碑栃 木


一聲は江に横たふやほとゝきす

真岡市東郷に大前神社(HP)がある。


大前神社は延喜式内社

 「延喜式神名帳」に「東山道 下野國 都賀郡 三座並小 大前神社」とある。

平将門も勝利を祈願しているそうだ。

大前神社拝殿


天正5年(1577年)、本殿再建。

元禄元年(1688年)、拝殿再建。

栃木県指定有形文化財である。

御祭神は大己貴(おおなむち)神。

拝殿向かいの植え込みに芭蕉の句碑があった。


一聲は江に横たふやほとゝきす

出典は宮崎荊口宛書簡。

 元禄6年(1693年)、杉風曾良の勧めに応じて「水辺のほととぎす」を詠んだ句。

頃日はほととぎす盛りに鳴きわたりて人々吟詠、草扉におとづれはべりしも、蜀君の何某も旅にて無常をとげたるとこそ申し伝へたれば、なほ亡人が旅懐、草庵にしてうせたることも、ひとしほ悲しみのたよりとなれば、ほととぎすの句も考案すまじき覚悟に候ところ、愁情なぐさめばやと、杉風・曾良、「水辺のほととぎす」とて更にすすむるにまかせて、ふと存じ寄り候句、

ほととぎす声や横たふ水の上

と申し候に、また同じ心にて、

一声の江に横たふやほととぎす

宮崎荊口宛書簡(元禄6年4月29日)

明治3年(1870年)10月、五月女菅湖建立。

摂社の大前恵比寿神社には日本一えびす様がある。


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