芭蕉の句碑〜千 葉〜

時雨るゝや田のあら株のくろむほと
香取市小見川に金刀比羅神社がある。
金刀比羅神社

文化2年(1805年)、讃岐金刀比羅宮より勧請されたと言われる。
金刀比羅神社に芭蕉の句碑があった。

時雨るゝや田のあら株のくろむほと
出典は『泊船集』(風国編)。「舊里の道すから」と前書きがある。
『蕉翁句集』(土芳編)に「元禄三午とし」とある。
元禄3年(1689年)、粟津の「無名庵」を出て郷里の伊賀に向かう途中で詠まれた句。
明治20年(1887年)10月、権少講義須田美静建立。少教正三森幹雄書。
芭蕉の句の下に40名の句が刻まれている。
其影のさゝぬ国なしかれ尾花
| 東京
| 桐子園幹雄
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刀根川や水は眠るに小夜しぐれ
| タ ゝ
| 声画庵旭斎
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神垣や明星高き初みそら
| 小ミ川三世
| 指頭庵美静
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