三枚橋山王の社にて |
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釜堂に煮え立ばかり蝉の声 | 西奴 |
昭和62年(1987年)4月29日、芭蕉来沼300年を記念して双葉俳句会建立。 |
長月の末、都を立ちて、初冬の晦日ちかきほど、沼津に至る。旅館のあるじ所望によりて、風流捨てがたく筆を走らす。 |
元禄4年(1691年)9月28日、芭蕉は膳所義仲寺を後にして東下の旅に出、10月も末に近い頃沼津に着いた。 |
松茸・御所柿は心のまゝに喰ちらし、今は念の残るものもなしと、暮秋廿八日より三十二日めに、武江深川に至り候。
曲水宛書簡(元禄4年11月13日) |
曲水宛書簡(元禄4年11月13日)は蕉門宇古から岡崎の俳人三秀亭李喬に伝わった。 |
元文2年(1737年)、白井鳥酔は秋瓜と矢部石矢宅に泊まり、芭蕉の真蹟「都出てゝ神も旅寝の日数哉」を見ている。 |
凌霄やまた片枝は暮残し |