芭蕉の句碑


猶見多し花爾明行神の顏

常総市水海道天満町に水海道天満宮がある。


水海道天満宮


社殿の左手に芭蕉の句碑があった。


猶見多し花爾明行神の顏

出典は『笈の小文』。「葛城山」と前書きがある。

貞亨5年(1688年)の句。

 その昔、役の行者が葛城山と芳野山に橋を渡そうとして神々を集めた時、葛城山の一言主神は自分の容貌が醜いことを恥じ、夜のみ出て働いたという。

文化15年(1818年)3月、篠塚道元が諏訪神社に建立したもの。

篠塚道元は諏訪神社の傍らに小庵を建て、余生を送った。

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