芭蕉の句碑


先たのむ椎の樹もあり夏木立

匝瑳市春海に無量院という寺がある。


山門を入ると、右手に芭蕉の句碑があった。


先たのむ椎の樹もあり夏木立

出典は『猿蓑』(幻住庵の記)。

 元禄3年(1690年)4月6日から7月23日まで芭蕉は国分山の幻住庵に滞在した。47歳の時である。

安政3年(1856年)、建立。

碑陰に「大木吉恵」の名が見える。

吉恵の句

浪運ふ連山近しまつの花


吉祥山無量院


天台宗の寺である。

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