芭蕉の句碑〜長 野〜

道のべの木槿は馬にくはれたり
国道18号を穂保で右折する。
長沼体育館の隣に守田神社があった。
守田神社

守田神社の前に芭蕉の句碑と長沼の一茶の門人魚淵(なぶち)の句碑があった。
右に芭蕉の句碑。

道のべの木槿は馬にくはれたり

『野ざらし紀行』の句。貞亨元年(1684年)、芭蕉41歳の時である。
大井川越る日は、終日雨降ければ、
秋の日の雨江戸に指おらん大井川 ちり
馬上吟
道のべの木槿は馬にくはれけり
『俳諧一葉集』には「道ばた木槿は馬に喰れけり」とある。
文化9年(1812年)10月、長沼の一茶の門人魚淵が建立。
建立を記念して一茶が『木槿集』を代撰。
左に魚淵の句碑。

今も猶としとしの花の臺(うてな)哉
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