芭蕉の句碑
けふはかり人も年よれ初しくれ
栗原市一迫真坂字南町の県道17号栗駒岩出山線(陸奥上街道)沿いに秋葉神社がある。
秋葉神社
祭神は火産霊命。
元和2年(1616年)勧請したといわれている。
「火防守護神」「火伏の神」として奉られている。
元禄2年(1689年)5月14日(陽暦6月30日)、芭蕉は一関から陸奥上街道を南下、途中真坂で雷雨にあう。小雨の降る中を岩出山に向かった。
真坂ニテ雷雨ス。乃晴、頓テ又曇テ折々小雨スル也。
『曽良随行日記』
社殿の手前右手に「時雨塚」があった。
出典は『韻塞』(李由・許六共編)。
元禄5年(1692年)10月3日、赤坂彦根藩邸中屋敷で開かれた五吟歌仙の発句と脇である。