芭蕉の句碑
耶魔道來而難仁也良喩可斯壽美例倶散
長野県上高井郡高山村に「一茶ゆかりの里一茶館」がある。
「一茶ゆかりの里一茶館」の南に久保田家墓地がある。
久保田家墓地に芭蕉の句碑があった。
耶魔道來而難仁也良喩可斯壽美例倶散
(山路来て何やらゆかしすみれ草)
出典は『野ざらし紀行』。
貞享2年(1685年)、京都から大津に至る山路を越えて行く時に詠んだ句とされる。
文政初期(1819〜)に久保田春耕が建立したらしい。
裏に「山路來而所何幽玄菫艸」(※菫は草冠に肆)と刻まれている。
もっとも、どちらが表か分からない。
兎圍(とえん)の句碑もあるようだが、分からなかった。
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