木啄庵茂蘭は香取市岩部の大乗寺住僧日従上人。二世白兎園宗瑞の門人で、「啄木や己が谺に振かへり」の名吟によって「木つゝきの茂蘭」として世に聞こえた俳僧という。
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「既酔」の名も見えるが、句は判読不能。
『神崎町史』(金石文等)に、「落本(ほ)拾ふとてうき旅个(か)屋(や)□や□」とある。
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「既酔」は二世随月庵既酔、三世木啄庵茂蘭を嗣号した神崎町の宮崎伊兵衛。
二世啄木庵既酔は植房の世尊寺住職、のち吉岡の大慈恩寺に移る。
寛政12年(1800年)10月23日、没。
神宮寺仁王門

神宮寺観音堂

神崎町指定建造物
本尊は木造十一面観音立像。
千葉県指定文化財である。
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