芭蕉の句碑
秣負ふ人を栞の夏野哉
国道20号から甲州街道を歩いて笹子峠に向かう。
甲州市大和町日影に駒飼宿がある。
甲州道中 駒飼宿
笹子峠の西麓にあった駒飼宿は、江戸時代には幕府の公用を継立する役目を果たし、旅行者の休泊のため、本陣・脇本陣・旅籠などが設けられた甲州街道の要所として知られていました。
笹子への道の往還を人が休み、その名の通り馬が餌と水を与えられたこの宿場は、今でも家が建ち並び、往事の雰囲気を残しています。
甲州道中 駒飼本陣跡
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甲州道中 脇本陣跡
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芭蕉の句碑があった。
秣負ふ人を栞の夏野哉
出典は『俳諧書留』。
元禄2年(1689年)4月、翠桃亭で巻かれた歌仙の発句である。
昭和62年(1987年)10月、日陰区再建。
旧碑は水害のため流された。
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