芭蕉の句碑


夏草や兵共がゆめの跡
五月雨も瀬ぶみ尋ぬ見馴河

本庄市児玉町児玉に実相寺という寺がある。


歓喜山実相寺


浄土宗の寺である。

本尊は阿弥陀如来。

児玉三十三霊場5番札所。

実相寺に芭蕉の句碑があった。


2句並刻。

夏草や兵共がゆめの跡

出典は『奥の細道』。

元禄2年(1689年)5月13日(新暦6月29日)、高舘で詠まれた句。

五月雨も瀬ぶみ尋ぬ見馴河

出典は『大和順礼』(岡村正辰編)。

 寛文10年(1670年)、芭蕉は27歳、伊賀上野に住んで「宗房」と号していた頃の句。

 岡村正辰(まさとき)は寛文年間(1661−77)大和郡山に住んでいた俳人。寛文10年(1670年)6月頃、『大和順礼』刊行。同12年には『続大和巡礼集』を刊行。

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