芭蕉の句碑埼 玉


むさんやな甲の下のきりきりす

本庄市児玉町八幡山に雉ヶ岡城跡がある。


雉ヶ岡城跡に塙保己一記念館がある。

入館は無料。

塙保己一先生坐像


 延享3年 (1746年)、塙保己一は武蔵国児玉郡保木野村に生まれる。幼少時に失明。『群書類従』を完成させた。

   塙保己一を偲びて、一首

燈や消えし眼のあきらけきあはれとぞ沈痛に人の言ひて笑ひき

北原白秋『黒檜』

本丸跡に金毘羅神社がある。


 寛政11年(1799年)3月10日、児玉の俳人柴雨は志考と其夕の援助で金毘羅神社に俳額を奉納した。

白桃や聖か軒のわし羽水
   蝶飛
(かしわ)葉のうこかて月の朧かな
   其夕
春の雨松のはしらに匂ふなり
   柴雨
明残る月のひつミや遅さくら
   志考
紅梅にとゝきし春の寒かな
   凉化
雉子啼て猫を呼こむ篠家哉
   双烏
ひはり啼洗馬の宿引我をひく
   長翠

常世田長翠の自筆だそうだ。

蝶飛は中村長七、凉化は平野庫之進。

金毘羅神社手前左手の繁みの中に芭蕉の句碑があった。


むさんやな甲の下のきりきりす

 元禄2年(1689年)7月、『奥の細道』の旅で小松の多太神社に詣でて詠まれた句。

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