芭蕉の句碑


道の辺の木槿は馬にくはれけり

由利本荘市前郷字寺ノ下に慶祥寺(HP)がある。


慶祥寺


曹洞宗の寺である。

開基は由利仲八郎政春の姉慶祥比丘尼。もと正和年中(1312〜)、米山栗山に庵を設けて慶祥庵と称した。のちに由利氏の後裔滝川兵庫頭政道が滝沢館城を築くにあたり、城下町をつくるため現地前郷文殊屋敷に慶長13年(1608年)に移した。慶祥比丘尼は延慶3年(1309年)死亡。命日は5月15日。

山門の右手に芭蕉の句碑があった。


芭蕉翁

道の辺の木槿は馬にくはれけり

出典は『野ざらし紀行』

貞享元年(1684年)秋、大井川を越えて詠まれた句。

由利高原鉄道鳥海山ろく線曲沢駅に向かう。


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