芭蕉の句碑


しはらくは花の上なる月夜かな

東吾妻町川戸の県道28号高崎榛名吾妻線沿いに川戸神社がある。


川戸神社


貞治年間(1362年〜1367年)の勧請と伝えられる。

旧号首宮大明神。

慶応2年(1866年)3月、火災により焼失。

明治2年(1868年)4月、川戸神社と改称。

社殿の右手に「御大禮記念」碑があった。


大正4年(1915年)11月10日、在郷軍人會原町分會建立。

境内の左手に芭蕉の句碑があった。


しはらくは花の上なる月夜かな

出典は『初蝉』(風国編)。

貞亨5年(1688年)春、「笈の小文」の旅の途上で詠まれた句。

大正3年(1914年)1月17日、遠州掛川の大蕪庵十湖書。

大正15年(1926年)7月10日、十湖は78歳で没。

昭和13年(1938年)、句碑建立。

芭蕉の句碑に戻る。