芭蕉の句碑香 川


初しくれ猿も小蓑をほしけなり

小豆島の県道27号土庄神懸線に寒霞溪四望頂がある。


寒霞溪四望頂(標高560m)


あいにく日が陰ってしまった。

四望頂に芭蕉の句碑があった。


初しくれ猿も小蓑をほしけなり

『猿蓑』(去来・凡兆共編)冒頭の句。

元禄2年(1689年)9月下旬、芭蕉46歳の作。

『卯辰集』には「伊賀へ歸る山中にて」と前書きがある。

 芭蕉が『奥の細道』の旅を終え伊勢へ足をのばした後、故郷上野へ帰る途中に伊賀街道の長野峠で詠んだものとされている。

翁塚(松尾芭蕉句碑)

「安政二丙辰年(1855)名古屋の俳人可大が来遊中、山麓の中桐在水、大橋小朔、三好霞章ら相はかり蕉翁の名句「初しぐれ猿も小蓑をほしげ也」を可大に書きしめ山上に碑す。四望頂に存するもの是なり。」とこの寒霞渓の景勝を保持する団体神懸山保勝会発行の「神懸山誌」に記されている。

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