芭蕉の句碑長 野


雪ちるや穗屋の薄の刈殘し

上田市上塩尻に座摩(ザマスリ)神社がある。


座摩神社の石段


石段を登ると、右手に「芭蕉翁」と書かれた碑があった。


碑の裏に芭蕉の句が刻まれている。

雪ちるや穗屋の薄の刈殘し

出典は『猿蓑』

元禄3年(1690年)、芭蕉48歳の時の句。

 前書きに「信濃路を過ぐるに」とあるが、元禄3年に芭蕉は信濃路を旅してはいない。

『蕉翁句集』(土芳編)には「貞享五辰ノとし」とある。

安永6年(1777年)10月、佐藤眠郎建立。江戸の俳人竜眠書。

記念集『雪の薄』2巻を刊行。

 眠郎は塩尻の人。本名荘右衛門。麦丘舎。無著庵。伊勢山田の麦浪に師事、後闌更に兄事。

中村伯先は姨捨山の帰途、「芭蕉翁」の碑を見ている。。

鼠宿に十六夜墳を拝し、塩尻に又祖翁の古塚に合掌す。


天明4年(1784年)11月25日、眠郎は74歳で没。

うねうねと続く坂道を上り、座摩神社へ。

座摩神社社殿


祭神は保食神(うけもちのかみ)

食物養蚕の神である。

養老元年(717年)、莵峰山頂に保食神を祝る。
寛文2年(1662年)、里宮を移す。
文化9年(1812年)、社殿建設。

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