芭蕉の句碑福 島


西か東か先づ早苗にも風の音

本宮市和田字東屋口に岩角寺(HP)がある。


和田山常光院岩角寺


天台宗の寺である。

石段を登ると、芭蕉の句碑があった。


西か東か先づ早苗にも風の音

出典は『俳諧書留』

元禄2年(1689年)4月21日(新暦6月7日)、芭蕉は白河の関を訪ねた。

   白河関

西か東か先早苗にも風の音
   翁

我色黒きと句をかく被直候。


昭和63年5月3日、岩角寺顕彰会建立。

芭蕉は元禄2年(1689年)3月27日「奥の細道」の旅に発ち、みちのくを行脚5月1日この地方を通過した。ここに300年を迎えるにあたり、俳聖芭蕉を永く顕彰し、碑を建立して記念とする。

奥の院まで登ってみた。


 福島県指定名勝及び天然記念物

岩角山

 岩角山は、標高337メートルで、阿武隈山地の中部に位置し全山花崗岩で形成されている。「岩角山」の名勝は、花崗岩の浸食風景からつけられたもので、幾十の巨岩には形によって名がつけられ、わが国の代表的な花崗岩浸食風景となっている。

 この山は、平安時代に伊達郡の霊山(りょうぜん)などと同じ頃に天台宗の三世、慈覚大師によって開かれたといわれ、天台密教の道場として栄えたと伝えられる。山上の奥の院の岩に阿弥陀如来をあらわす種子キリークと、ベイの種子がある。ベイは薬師・毘沙門天の信仰を現わしたものである。江戸時代、二本松藩主丹羽光重(1615〜95)が信仰、岩角寺の豪伝が復興に力をつくし、特に毘沙門天信仰が厚かった。

福島県教育委員会

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