芭蕉の句碑長 野


何の木の華とも知らす匂ひ哉

千曲市新田に伊勢社がある。


伊勢社


祭神は天照大神。

社殿の手前左手に芭蕉の句碑があった。


   伊勢社法楽

何の木の華とも知らす匂ひ哉

出典は『笈の小文』

伊勢山田」と前書きがある。

貞亨5年(1688年)2月4日、伊勢神宮外宮参拝の折に詠まれた句。

虎十・嵐窓・文全建立。

 嵐窓は埴科郡新田村(現千曲市新田)の人、平井竜左衛門季光。宮本虎杖の門人。

芭蕉の句碑の右手に倉田葛三の句碑があった。


六月や十日くらせし一手柄

文政元年(1818年)6月10日に詠まれた葛三辞世の句である。

6月12日、葛三は57歳で没。

当所平井氏建立。

 葛三は松代の商家ねずみやに生まれる。本名は久右衛門覃。別号騎鯨。白雄八弟の一人。

左側面には平井嵐窓の句が刻まれている。


一声はこだまにかへせ郭公

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