芭蕉の句碑


はつしくれ猿も小蓑をほしけなり

加茂市下条丙に法音寺という寺がある。


法音寺


曹洞宗の寺である。

法音寺に芭蕉の句碑があった。


はつしくれ猿も小蓑をほしけなり

『猿蓑』(去来・凡兆共編)冒頭の句。

元禄2年(1689年)9月下旬、芭蕉46歳の作。

『卯辰集』には「伊賀へ歸る山中にて」と前書きがある。

 芭蕉が『奥の細道』の旅を終え伊勢へ足をのばした後、故郷上野へ帰る途中に伊賀街道の長野峠で詠んだものとされている。

嘉永3年(1850年)6月、建立。

芭蕉の句碑に戻る