芭蕉の句碑長 野


初雪や幸菴爾罷在

小海町千代里の本間川沿いの坂道を上ると、高台に本間川郷倉がある。


本間川郷倉


凶作に備えた穀物貯蔵倉庫である。

文政13年(1830年)、建造。

小海町指定文化財である。

郷倉の前にアララギの古木がある。

郷倉の右手に芭蕉の句碑があった。


初雪や幸菴爾罷在

出典は『あつめ句』(貞享4年編)。

前書きに「師走中の八日はしめて雪降けるよろこひ」とある。

貞亨3年(1686年)12月18日、深川の芭蕉庵で詠まれた句である。

建立時期は不詳。

   芭蕉に“初雪や幸ひ庵にまかり在り”といふ
   句あり。おなじこゝろを初雪す

餅焦げる匂たまたまはつ雪す


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