芭蕉の句碑
鶯や柳のうしろ藪のまへ
魚沼市田尻の高台に広神中学校がある。
広神中学校の破間川沿いに芭蕉の句碑があった。
鶯や柳のうしろ藪のまへ
出典は『続猿蓑』(沾圃編)。
『蕉翁句集』(土芳編)は「元禄五甲(ママ)ノとし」とする。
明治26年(1893年)10月12日、芭蕉の二百回忌に建立。
天保年間、芭蕉の百五十年祭に際し酒井歌光・関矢哉二の二老が句碑の建立を企図したが果たせず、二百年祭に佐藤景雲・田沢黙堂・石塚鳳台がその遺志を継いで建立した。
芭蕉の句の左右に歌光・哉二の句が刻まれている。
幾里の曉かけてほとゝきす
| 哉二
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凩や松にくたけて地を走る
| 歌光
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