芭蕉句碑不 詳


廿五日は天神乃祭可那

利根町早尾に早尾天神社がある。


早尾天神社


早尾天神社に「右者せ越」と書かれた句碑があった。


廿五日は天神乃祭可那

延喜3年(903年)2月25日、菅原道真薨去。

この句は芭蕉の句として伝わっていない。

 文政13年(1830年)正月、早尾の大久保彦左衛門、海老原甚右衛門、坂本伊右衛門の3人が建立。杉野東山書。

 杉野東山は下総布川の俳人菜日庵杉野野叟の長子。諱は利恭、別名荘助。菜日庵二世を継承した。

四世半香舎東水は杉野東山に書を学んでいる。

嘉永4年(1851年)3月、81歳で没。

 道真にちなんで左側面に「明僧麟洲」、右側面に「宋東坡」の七言絶句が刻まれているそうである。

   題梅月
   明僧麟洲

疎花繊月闘清寒
   (疎花繊月清寒ヲ闘ハス)
曽向西湖雪後看
   (曽テ西湖ニ向フテ雪後ニ看ル)
零落断香三十歳
   (零落断香三十歳)
幾家風笛倚闌干
   (幾家ノ風笛闌干倚ル)

花正開時天不晴
   (花正ニ開ク時天晴レズ)
晴時満樹緑陰成
   (晴ルル時満樹緑陰成ル)
闌干倚遍空惆悵
   (欄干ニ倚テ遍シ空シク惆悵ス)
静聴黄鴬一両声
   (静カニ聴ク黄鴬ノ一両声)
(※「鴬」は「麗」+「鳥」)
宋東坡之詩

台石に「楳華碑」と刻まれているらしい。

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