芭蕉の句碑


しばらくは花の上なる月夜かな

徳島市入田町春日の旧家に芭蕉の句碑があるというので、訪ねてみた。

旧家の前に「俳諧三昧」の碑があった。


花廼家枝秋顕彰碑であるようだが、よく読めなかった。

旧家の庭に芭蕉の句碑があった。


しばらくは花の上なる月夜かな

出典は『初蝉』(風国編)。

貞亨5年(1688年)春、「笈の小文」の旅の途上で詠まれた句。

『蕉翁句集』(土芳編)には「よし野にて」と前書きがある。

板東枝秋、建立。

板東枝秋は本名貫一。別号花廼家。

 大正5年(1916年)、『正風類題万吟輯:大典記念』(花廼家枝秋編)刊。

 大正7年(1918年)、『大正百家選:滝の雫創立7週年紀念(大正俳句輯)』俳諧滝雫吟社刊。

 大正12年(1923年)、『大正正風俳人銘鑑』(花廼家枝秋編)俳諧滝雫吟社刊。

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