芭蕉の句碑
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岩 手
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木のもとはしるもなますも櫻かな
花巻市藤沢町に天満宮がある。
崩れかかった石段を登る。
天満宮
境内石碑群の中に「芭蕉翁之碑」があった。
右側面に芭蕉の句が刻まれていたそうだ。
木のもとはしるもなますも櫻かな
出典は
『蕉翁句集』
。
元禄3年(1690年)の句。
『ひさご』(珍碩編)は「
木のもとに
」とある。
天明年間(1781〜1788)に伊藤鷄路が移転建立したもの。
寛延元年(1748年)、
伊藤鷄路
は花巻に生まれる。本名修。医師。二月庵と号す。
文化12年(1815年)、67歳で没。
「芭蕉翁之碑」の右に伊藤鷄路の句碑があった。
満月を輪にめぐり鳴く千鳥かな
文化13年(1816年)1月3日、建立。
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