芭蕉の句碑


春もやゝ気色ととのふ月と梅

須崎市東古市町の「めがね橋通り」沿いに圓龍寺という寺がある。


浄土真宗本願寺派の寺である。

本堂の左手に3基の句碑があった。


芭蕉の句碑


春もやゝ気色ととのふ月と梅

出典は『薦獅子集』(巴水編)。

 元禄6年(1693年)1月20日、深川芭蕉庵から大垣の木因に宛てた書簡にある。

『蕉翁句集』は「元禄五甲(ママ)ノとし」とする。

天保11年(1840年)、一盤社中建立。

右は六華庵茶夕の句碑。

かねてより脱ぐべき笠や月と梅

明治36年(1903年)、建立。

左は四沢庵春江(医師宮尾司)の句碑。

真心を移せば尊し月と梅

明治43年(1910年)、建立。

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