芭蕉の句碑
なかき日を囀りたらぬ雲雀哉
見附市本町に智徳寺という寺がある。
智徳寺の参道に芭蕉の句碑があった。
祖翁
なかき日を囀りたらぬ雲雀哉
出典は『笈日記』(尾張部)。
「雲雀ふたつ」と前書きがある。
『続虚栗』には「永き日も」とある。
貞亨4年(1687年)、芭蕉44歳の句。
天保14年(1843年)、芭蕉翁百五十回忌に松岡茶山建立。瀾長書。
瀾長は常陸国牛久城主山口但馬守。
記念集『鄙さへつり』(茶山編)がある。
以前は新田公園内にあったが、平成16年の中越地震の際に倒れてしまい、智徳寺に再建立されたとのこと。
隣に松岡茶山の句碑があった。
山陽に生れて
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北陸に老たり
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故郷は花の日ころやうめの花
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智徳寺
曹洞宗の寺である。
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