芭蕉の句碑
山路来て何やらゆかしすみれ草
鳥栖市田代本町に安生寺(HP)という寺がある。
石段を上ると左手に芭蕉の句碑があった。
芭 蕉 翁
山路来て何やらゆかしすみれ草
出典は『野ざらし紀行』。
貞享2年(1685年)、京都から大津に至る山路を越えて行く時に詠んだ句とされる。
石臼を転用したものらしい。
建立年その他は不明。
太田山安生寺
天台宗の寺である。
本尊は聖観世音菩薩。
養老6年(722年)、行基菩薩一刀三礼の御作だそうだ。
「太田の観音さん」の愛称で慕われている。
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