芭蕉の句碑


湖や暑ををしむ雲乃峰

諏訪市豊田有賀の諏訪湖サービスエリア南側に「三本松」がある。


「三本松」


甑原遺跡(小敷原遺跡)

 神送り山(現在諏訪湖サービスエリア)背後の平坦な丘陵で、鋳揚げの急斜面下の谷間状地形に位置する。縄文中期・弥生後期・平安時代の土器類が見つかっており、各時代の集落の存在が予想される。

 中央に小敷原社(小敷原渡り之明神)があったが、現在祠はなく、三本の松があることからこの地を三本松と呼んでいる。

 小敷原遺跡の上方東向き斜面には、鋳揚げ遺跡があって縄文時代の土器片が採集されている。

「三本松」に芭蕉の句碑があった。


湖や暑ををしむ雲乃峰

出典は『笈日記』(湖南部)。

元禄7年(1694年)6月、琵琶湖で詠まれた句。

明治30年代の建立とされるらしい。

諏訪湖サービスエリア


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