野口雨情ゆかりの地


〜釧路信用金庫〜

釧路市北大通に釧路信用金庫本店がある。

釧路信用金庫本店正面玄関前に野口雨情の詩碑があった。


駒は嘶く釧路の平野鶴も来て舞ふ春採湖

山は遠いし野原はひろし水は流るゝ雲はゆく

昭和15年9月上旬 野口雨情詞

平成17年(2005年)度、創業80周年記念事業として建立。

野口 雨情 1882年(明治15年)〜1945年(昭和20年)

 茨城県磯原にて出生。本名・野口英吉。民謡・童謡詩人。

 代表作「赤い靴」「七つの子」「十五夜お月さん」「しゃぼん玉」「船頭小唄(枯れすすき)」など。

 中学時代から詩作、句作を始め、明治38年、日本で初めて創作民謡集『枯草』を刊行。

 大正9年、東京で童謡雑誌『金の船』の編集に携わりながら次々と童謡を発表、以後民謡・童謡界の中心となって活躍、児童文学史上に大きな足跡をきざみました。

 この詩は昭和15年、雨情が来釧の際、親交のあった友人を訪ね、当時の釧路の情景を詠った詩より2詩を詩碑にしました。

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