島崎藤村ゆかりの地
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泰明小学校@

JR有楽町駅の近くに泰明小学校がある。


 中央区銀座にあるから、日本で1番地価の高い小学校かも知れない。平成10年(1998年)に創立120周年を迎えた。明治11年(1878年)開校。都立日比谷高等学校と同じ年に創立されたわけである。

北村透谷島崎藤村が泰明小学校で学んでいる。


藤村の「春」には青木(モデルは透谷)の手紙に次のように出てくる。

 明治十四年は生が父母に携えられて東都に移りし初年なり。生は東都に移り泰明学校に入りしが、斯学校は聊か以て生の不平を慰めけり、

 泰明小学校の玄関には「泰明の大先輩の詩」として「小諸なる古城のほとり」が掲げられている。「千曲川旅情のうた」とあるのは藤村自筆の物かも知れない。
 他に藤村の資料室があるわけではないが、泰明小学校の資料室はあるらしい。そこで藤村の資料が見られるようだ。あらかじめ教頭先生の許可を得て欲しいとのこと。

 北村透谷と島崎藤村が泰明小学校で学んだのは明治14年(1881年)、創立3年目のこと。ただし2人が相知ることはなかったようだ。北村透谷と島崎藤村の初対面は明治25年(1892年)のことだそうだ。

 北村透谷と島崎藤村以外にも多くの著名人が泰明小学校で学んでいる。政治家では近衛文麿、学者では池田弥三郎、芸能人では殿山泰司、朝丘雪路、中山千夏、和泉雅子などである。

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