青森信用金庫(現:青い森信用金庫)創立60周年を記念して古藤正雄に制作を依頼、市に寄贈したもので、原画は棟方志功。 |
「わだばゴッホになる」この言葉は棟方志功の人生を最も簡明に語るものである。小学校を卒業しただけで世界的な板画家となり、国の文化勲章を受章し、青森市の名誉市民として讃えられる。また青森市には棟方志功記念館が建立されて、その作品は内外の人々に深く親しまれている。少年にして早く自らの志す目標を定め、これに向って不撓の努力を続けて生きぬいた棟方志功の一生は、いつの日にも郷土の年若い人々のたましいに呼びかけてやまない。 ここに青森うとうライオンズクラブの会員一同は創立十周年を記念して、棟方志功の「わだばゴッホになる」の碑を建て、郷土の若人の前途に期待する。 |