一茶の句碑
本宿コミュニティーホール
笹鳴も手持ぶさたの垣根哉
文化7年(1810年)10月15日、一茶は佐原を訪れ、16日、今泉恒丸の墓参りをする。 |
十六日 申刻雨 夜子刻晴 明六雨 兄直逗留 |
主植おかれたる木々の、折しり皃に紅葉して、鶯のちゝと飛まはるに、女主の云く、「あれなるは、仏が深くめでられし鳥のことしも来ぬ。」と、たゞよゝよゝと鳴。ことはり也けり。 |
笹鳴も手持ぶさたの垣根哉 | ||
時雨[る]や主が居たら初時雨 | もと女 |
『七番日記』(文化7年10月) |