小林一茶ゆかりの地
「ホテル望雲」
六月やい多る處に温泉の流れ | 蘭更 |
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氷室能さくら山ほとゝぎす | 露白 |
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文化六己巳水無月 |
安永2年(1773年)、俳諧を高桑蘭更に入門。 安永8年(1779年)夏、加舎白雄の来遊を機にこの派にも参加。 寛政11年(1799年)、剃髪して雲嶺庵と号する。 |
小林一茶とは寛政2年以来のつきあいで、文化5年(1808年)5月29日、一茶は郷里の柏原に向かう途中で草津温泉に遊ぶ。 |
廿九日 雨 長野原など過ぎて草津の雲嶺庵に入、十八年へだゝりての再会也、スハの若人匏宇に逢ふ。 湯けむりにふすぼりもせぬ月の貎 |